地方から東京へ面接に行くことで得られるメリットの話

地方から東京へ面接に行くことで得られるメリットの話

就職活動を行っている地方の学生にとって、交通費はかなり負担となります。入社したい企業があり、いざ面接を受けようと思っても、一次面接会場は東京しかないという企業も多いです。中小企業だけでなく、全国展開している大企業でも面接会場を絞っていることもあるため、地方の学生は面接を受けるために自腹で交通費を払わなければならないことも多々あります。交通費がかかって就職活動がやりにくい。地方にいることはデメリットばかり……と思われそうですが、実はここに就職活動を有利に進めるメリットが隠されています。

意欲があるからこそ、遠くからでも面接を受けに行く

まず、遠くから面接を受けに行くという行為は、それだけで意欲のアピールに繋がります。面接官も履歴書を見て住所が随分遠いことに驚きます。それだけでも面接官の印象に残りやすくなります。時間と交通費をかけて面接を受けに来たということが、その企業にどうしても入りたいのだという熱意の現れとして受け取ってもらえるのです。

また、面接の最初の質問で意外に多いのが「自宅から面接会場までどのように来ましたか」というものです。これは、誰にでも答えやすい質問を一番最初にすることで、就活生の緊張をほぐしリラックスさせる目的のために行われる質問なのですが、この自己PRがしにくい質問でも、地方在住の就活生は自己PRに繋げることができます。

東京在住の学生はここで「〇〇線と××線を乗り継いで……」と経路の説明をするのですが、地方在住の学生は「始発の飛行機で羽田に到着して」「午後十時発の深夜バスで」などと初めから印象に残る話をすることができます。

私の場合は飛行機を利用したことが多かったので、そこから「どうしてもこの企業を受けたかったので」と意欲をアピールすることに繋げていました。

この後の面接官の質問も「なぜ(そこまでして)うちを受けようと思ったのか」を尋ねてくることが多かったので、一次面接のパターンは大体わかりやすく、イメージ通りに面接を進めることができました。

地方から面接を受けに行く人が他にいなければ、それだけでオンリーワンになる

そしてもう一つ、その企業が東京だけでしか面接を行わないということは、関東在住の就活生が多くなります。北海道や東北といった地方在住の就活生は下手すると自分だけ、ということもあり得ます。勝手にオンリーワンになっている状態です。

このような状態なら「当社で何がしたいか」というベタな質問に「事業を拡大して地元まで進出させたい」という返し方ができます。

「〇年後は当社でどのような人材となっていたいか」というベタな質問に「地元が〇〇なので、そこに進出するときの基幹人材になっていたい」という返し方ができます。地方在住ということを活かした面接の進め方ができるのです。

地方から東京へ敢えて面接を受けに行くだけで、これだけの自己PRが可能となります。自分が行きたい企業であれば、交通費をかけても面接を受ける価値はあると思います。是非受けに行ってください。