企業への口コミサイトの評判は信用していいの?

企業への口コミサイトの評判は信用していいの?

最近、企業への口コミや評判を投稿するサイトが増えています。転職や職場環境に関するサイトもあるのですが、就活生の間では就職試験を受けるための指標となっているようです。

特に、ネガティブな感想が多い企業は、敬遠される傾向にあると言います。しかし、本当に口コミや評判は信用すべきものなのでしょうか。ここでは、企業の口コミサイトの評判を信頼してよいものなのかを考えてみましょう。

企業の口コミサイトの役割

企業の口コミサイトの多くは、転職サイトに紐づいたユーザーレビューのような体裁を取っています。実際に働いていた人の声を拾い上げ、今後その会社で働こうかどうかを迷っている人に向け、外側からでは見えない実情を発信する役割があるのです。

多くの口コミサイトにはポジティブ・ネガティブな意見を問わず、さまざまなユーザーのコメントが投稿されています。しかし、よく見かけるのはネガティブな声です。負のエネルギーによって動かされている人が多いということになりますが、なぜ、ネガティブな声が増えてしまうのかをもう少し詳しく見てみましょう。

退職した人の声が多い

転職サイトに紐づいた口コミサイトの特性上、すでに退職した人が投稿するケースが多いです。円満に退職した場合、特別なエピソードも少ないので人に話す必要がありません。また、特別な不満がないことから離職する理由もないため、そもそも退職しておらず、コメントを投稿する状態になっていない可能性もあります。

一方、会社と馬が合わなかったり、上司との相性が悪かったりして退職した場合、負のエネルギーが爆発します。人間は不思議なもので、ひとつを不満に感じてしまうとすべてが嫌なものに見えてしまうことも多いです。そこで、自分の不満を発信する場所として企業の口コミサイトの評判に書き込みます。その結果、口コミサイトには不満の声があふれかえってしまうのです。

企業の口コミサイトは100%信用できるものではない

企業の口コミサイトは、退職した人の声が集まる環境であると考えると、どうしてもネガティブな情報が増えてしまうことは間違いありません。また、インターネットは顔が見えないという性質上、嘘を書き込むこともできます。例えば、退職した社員が逆恨みをして会社の評判を落とそうと考え、インターネットを使ってあることないことを流布することは簡単です。

もちろん、すべての声が信頼できないものではないというわけではありません。しかし、企業の口コミサイトで投稿されているような評判を100%信頼してしまうと、就職活動に失敗してしまうことになると思います。企業そのものが問題というわけではなく、企業と社員、企業で働いていた社員同士の関係性が発端ということもしばしばあるためです。

投稿者の情報も確認しよう

もし、インターネット上の企業の口コミサイトで見かけた評判がネガティブなものだとしたら、投稿者の情報を確認することも大切です。投稿者が1社しかコメントしていない場合、わざわざその会社のネガティブな情報を投稿するためにページを作っていると考えられます。

一方、5個も6個も前職の投稿がある場合、ジョブホッパーだと見てよいと思います。すぐに転職をしてしまい、物事を続けられない人なので、辞めてしまった原因が投稿者にあると考えるのが自然です。したがって、どのような形であっても、ネガティブな情報はあまり信頼してよいものではありません。

ネガティブな情報は疑ってかかろう

企業の口コミサイトに対し、わざわざネガティブな情報を書き込むのは不自然です。もし、そういった情報を見かけたときは、一度情報の正確性を疑ってみましょう。冷静な頭で判断し、情報収集をすることが大切です。